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東南アジア周遊
~幸せ探しの旅~
トークライブver.
幸せの答えが見つかる保障なんてないけれどとにかく足を動かし、カンボジアに辿り着いた。
着いた瞬間10人の男の人に囲まれ4万円のツアー代を払わされたのも今となってはいい思い出!笑
現地にいた友達の話から僕にとっての幸せの答えが見つかった。
子どもたちは数年前まで通う学校はなく、父親と一緒に隣の国まで出稼ぎに行くのが当たり前だった。そんな中、友達のプロジェクトは村に学校を建てること。
時は流れ学校が完成した。子どもたちはもちろん、母親たちも大いに喜んだ。しかし、3週間ほど経ったある日学校を訪れるとほとんどの子どもたちの姿はそこにはなかった。どこに行ったのかというと以前のように出稼ぎに行っているのである。これでは学校を建てた意味がない!と母親が仕事をできる環境として工房を作った。その中での1シーン。
とある母親が何かぶつぶつ言いながら働いている。尋ねてみるとどうやらオークン、オークンと言っていたとのこと。これはクメール語で「ありがとう」という意味。話を聞いてみると毎日子どもが学校を楽しんで帰ってくるそう。それは学校があるから。そして私が働ける工房があるから。だから私は子どもが楽しめる場所があることや自分が働ける場所があることにオークン、オークンと言いながら働いていたとのこと。
このエピソードを聞いて僕にとっての幸せの答えが見つかった。それは「自分の置かれた環境にどれだけ感謝できるか?」それが僕にとっての幸せの答え。工房で働く母親、エピソードを話してくれた友人に感謝。