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東南アジア周遊
~幸せ探しの旅~
キッカケは旅帰りの友達から聞いた発展途上国についてのエピソード。
友達が歩いていたら道端で1人の男の子に出会った。1日1食食べているのかな?と思ってしまうほどやせ細った6歳くらいの男の子。これあげるよ!とちょうど持っていたパンを差し出した。いらない。いや、遠慮しなくていいからあげるよ。いや、いらない。そんな言葉のやり取りを繰り返すも頑なに拒否する男の子。
そんな中、じゃあ半分こしようという提案でようやく受け取ってくれた。一緒に食べようかと声をかけたがまたも拒否される。なんで食べないの?そう聞いたときに返ってきたのは「帰って家族に分けるから」という1言。
僕は理解ができなかった。黙って食べたら自分の食欲は満たされ、家族には何もばれることはない。ましてや家族に分けてしまったら自分の分はほとんどなくなってしまう。
このエピソードを聞いて僕なら間違いなく1人で食べるだろうな。拒否どころか1個丸々食べているだろうなと思った。
と同時に幸せって何だろう?、お金と幸せって関連するのかな?そんなことを考え始めた。このままじゃ何もわからない。そう思った僕は東南アジアへ行くことを決意した。